基地文化
ビッグバンドジャズを聴きに公民館の大ホールに出かけました。福生・横田交流クラブが主催、市と教育委員会が後援する米国空軍太平洋音楽隊によるジャズコンサートです。
混むのを想定して開場の6時前に着いたのですが、入場料無料ということもあるのか、早くも老若男女が長蛇の列をなしていました。
空軍音楽隊は、アンカレッジのエルメンドルフ基地、アジアの横田基地とハワイの3か所に拠点を持って太平洋地域全域で活動しており、今回初めての試みとして、エルメンドルフのユニット、’ザ・グレートランダーズ’が来日して横田の’ファイナルアプローチ’とのジョイントコンサートとなったものです。
音楽隊の前身は、グレンミラーが隊長をしていた陸軍音楽隊だそうですから、スィングジャズとは切り離せないですね。
軍服は着ていてもプロのジャズミュージシャンの演奏です。
きらめくブラス、木管のユニゾン、シング・シング・シングのジーン・クルーパを彷彿させる狂瀾怒濤のドラムソロ、聴衆を楽しませる演出の数々。地方都市の公民館がラスベガスの大劇場に。(こういうプロの技能集団を軍の組織の中に持っている米国の懐の深さを感じさせらるところでもあります)。
周囲は手拍子、時に掛け声、口笛を吹き鳴らし、演奏に溶け込んで楽しんでいます。これなども日本というより本場の聴衆の反応に近いように思われます。
われわれの世代も、連合軍(アメリカ軍)の占領によって、好むと好まざるとにかかわらず、水洗腰掛式便所の使い方をはじめ、かの国の生活様式、思考方式の影響を強く受け今日に至っておりますが、とりわけ当地においては、60余年に及ぶ米軍の日本における拠点基地との共存が、良くも悪くも市民生活のいろいろな側面に反映し、この地域に一種の「基地文化」のようなものを形成している様な気がします。
そう言えば、こちらでは、どこの店でも、パスタ、ラーメン、そばうどん、メインディッシュに至るまで、他の地域に比べかなり量が多く、食べ残しは良くないと躾けられている老人は平らげるのにいつも苦労するのですが。
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コメント
映画’グレン・ミラー物語’を思い出す。
’懐が深い’のは手が長いからだ
投稿: 兎 | 2009年5月15日 (金) 18時37分
手足長く、胃も大きく。
投稿: 瓏山 | 2009年5月16日 (土) 07時41分