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2009年2月

奥多摩行きー2

翌日も快晴、奥多摩線、バス、ケーブルカーを乗り継いで、武蔵御岳神社を目指します。ケーブルカーの終点からしばらくは平坦な山道が続きますが、その後は、宿坊や御師集落などの間を縫う急峻な登り、やっと鳥居まで来たかと思えば、ここからさらに永遠に続くかと思える急勾配の石段、私、普通階段は2段づつ上がることにしているのですが、最後には2段どころかまっすぐに上がることさえできず、はあはあ言いながら斜めに足を持ち上げて、やっと社殿の下まで辿り着いた始末、当日は5月中旬の気温だったようでもあり、冬の山上なのに汗だくになりました。

まあ、前の日の昼と夜にそこそこしっかり戴き、朝は朝で朝風呂のあと、ビールに酒を飲んで参拝するという不心得を武蔵御岳さまに戒められたのかもしれません。

それでもよれよれになりながら社殿に額ずいた心懸けを嘉し給い、「武運長久、家内安全、商売繁盛」の祈願、ありがたくお聞き届けいただいたものと思い込んでおります。

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参拝後は日の出山を経て日向和田を目指そうかと思っておりましたが、意気地なく計画変更、元の道を下りました。

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樹齢千年と言われる神代けやき

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御師集落

下界も暑かったです。青梅線に乗り継いで、馴染みの「福生のビール小屋」に直行、ピルスナーと茹でピーナツで今回の旅の打ち上げです。

こうしてみると我ながら酒の話ばかりのようですな。それにしても世間的に知名度の高い方が、満天下に酒の上での醜態を晒すと、われわれ一般の由緒正しい「酒飲み」の品性までもが疑われることになるのは誠に困ったものでございます。家内がいれば、この事態に臨んで自分の亭主に対し、一言なかったはずはありません(「あなたもあちこちで醜態を見せているのではないでしょうね。「日本一」最低の酔いどれ男にはならないようにしてよね。」)

ご訓戒かたじけない。ただ私の場合、どのような場で酔っ払っていたにせよ、なんら社会的影響はないのですが(口惜しいね)。

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奥多摩行き

暖冬快晴の一日、たまには温泉にでも漬かって老骨を休めようと思い立ち(「いつも休んでいるくせに」)、近場の奥多摩に出かけました。青梅から奥多摩線に乗り換えて、なにはともあれ沢井に途中下車、澤の井酒造豆らくさんで豆腐料理と澤の井大辛口。
山間の里に梅がちらほら、まわりは夫婦連れと女性客でいっぱい。

奥多摩の流れに孤影落としつつ 沢井の里で干す梅見酒

微醺を帯びて渓谷に沿って遊歩道を御岳に向かい川合玉堂美術館へ。

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美術館の庭

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さらに上流の川井に向かいます。遊歩道は青梅市と奥多摩町との境で終わり、あとは国道をてくてく。

006国道沿いの旧家

宿は、川井の水香園、客室はすべて離れでして、客層からしましても、これは独り者の来るところではなかったようです。湯屋には、渓谷沿いの庭園の急こう配を下って通います。泉質はつるつるで浴室は気をつけないと滑りやすいです。このところ世に物議をかもしている、さる偉いお方のような派手な酔い方をいたしますと、離れの縁側から庭に降りるときガラス障子を突き破って転がり落ちるか、途中で植え込みに倒れこむか、温泉に辿りついても、滑ってひっくり返る危険がありますので、呑み助にはやや不向きな温泉ではあります(「それにしても、あなたのような独り者ののんべえ、よく旅館が泊めてくれたものやね」)。

山懐深い宿で、せせらぎの音を聞きながら湯船につかるのは久しぶりに最高の気分でございました。

梅が香に誘われひとり奥多摩路 湯船に揺らぐみたけの月影

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サッカー日豪戦

昨日のW杯予選のサッカー、結果は引き分けで残念でしたが、ゲームとしては緊張感があって面白かったですね。これからも楽しみです。

試合前の国歌、だいたい人気歌手が登場してアメリカナイズのアレンジで歌うのにはいつも違和感を感じさせられておりましたが、今回は地元小学生のアカペラ斉唱、これこそ本来の雅楽源流の君が代、実に良かった。ほのぼのとした気持ちになりました。企画した人に喝采。

国際試合の場合、両チームの選手が子供たちとペアでピッチに登場しますが、これからは国歌もこのスタイルでいってほしいです(「ところで君が代、私がいなくてもちゃんと起立して斉唱しているのかな」)。

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確定申告の季節

税務署から確定申告の用紙が送られてきて、昨年とそれ以前とでは生活形態が切り替わっていたことに初めて気付かされました。

まずは、医療費控除の計算のため、ここ10年来続けてきた病院や薬局の領収書の束との格闘が無くなったことです。いまさらながら結構大変な作業だったなと思う反面、長年の恒例行事であっただけに、その原因であった人間が居なくなったということを改めて思い知らされて複雑な気持ちです。

昨年初頭から仕事を整理したため、自身の収入申告の必要がほとんどなくなったこともあります。

一昨年足の骨を折った母親も昨年は大した事故もなく無事過ごしました。

今回は税金の還付も無いなあなどと寂しく思う私、考えてみれば支出のほんの一部を救済してもらっていただけのことであるのに浅はかなものでございます。

それにつけても、健康であるということは国家の医療財政にも寄与しているということですよね。定額給付金にかわり健康長寿報奨金というのはどうでしょうか。

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節分

明日は立春、寒い中であっても春という言葉が聞かれるのはなにかほっとした気がしますな。今日の節分、鬼であろうが福であろうが独り身の人間にはもともと興味を持たないのではないかと思いながら、一応狭い玄関を開けて我が家永年恒例の豆撒きに一人声を張り上げました。

豆を齧りビールを飲みながらNHKのニュースを聞いていましたら、’せつぶんかい’と言う耳慣れない言葉、なんのことかい、ひょっとして節分会のことでしょうか。思わず豆を吐き出しそうになりました。天下のNHK、総理をことあげする資格あるのかな。

目下我が国、経済危機などと言われておりますが、それ以前に未曾有の文化危機にあるようでございます。

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