玉音
尺八の技法に玉音(たまね)というのがあります。天皇陛下のお声(ぎょくおん)ではありません。例えば、鶴の巣籠りという曲などで、鶴が羽ばたく音を表現するようなときに使われます。嗽をするように喉を震わせながら、なおかつ安定かつ調整された息を楽器に供給しなければならないので、難度の高い演奏技法とされています。
何とか会得したいのですが、なかなか思うような音がでないのです。日ごろの鍛錬が必要なので、今日も道を歩きながら、顔を引きつらせて、ひたすらグアグアゲボゲボと喉を震わせる練習をしていましたら、最近流行のインフルエンザと思われたのでしょうか、通り過がりの人から顔を背けられました。
スペイン語のRRの巻き舌の音は、ここのところ、そこそこ出来るようになり、これも街中で、スペインに行ったつもりで得意になってやってますと、いつしか変な目で見られている自分に気がつきます。
まあ、銃や包丁を持って出歩くわけではないので、ちょっと変な老人ということで許されるのでは。
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