NHKと日本語
アナウンサーは言葉が命なので、特に公共放送であるNHKでは、日本語の扱い方について、発声から用法にいたるまで厳しい訓練をしているように聞いています。
しかし、「おやっ」と思うようなこともありますね。おとといでしたか、センター試験の報道で、雪の心配があるということで、かわいい女性アナが、「時間に余裕を持ってお出かけしてください」と言っていました。たぶん彼女たちの間では、どこどこに「お出かけする」というような言い方が一般的なのかもしれません。でも放送用語としては、「お出かけになってください」か「お出かけください」なのでしょう。
このような事例は、特に敬語の使い方をめぐって、近頃時々耳にするようになったような気がします。株のインサイダー取引も困るけど、本業のほうでも、NHKにはしっかりしてほしいです。
これは、放送側の問題ではないかもしれませんが、「運転を見合わせています」という言い方にも違和感を感じますね。「運転を見合わせる」というのは、自分は運転したいし出来るんだけれど、自然現象などの外部事情により、運行者の判断で運転しないことにしたということであり、信号機の故障や、脱線事故など、そもそも、運転そのものがやりたいと思っても出来ない場合は、「見合わせる」もなにもないじゃないですか。
以前は、「不通」と言っていたのですが、いつからこのような責任の所在がはっきりしない、曖昧な言葉が使われるようになったのでしょうか。
このようなことばかり気になるというのは、一人前の老人になった証拠かもしれませんね。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 七月ー1(2009.07.01)
- 6月-2(2009.06.15)
- ご挨拶(2009.05.31)
- 新型インフルエンザー2(2009.05.30)
- 新型インフルエンザ(2009.05.22)


コメント